案件が急遽終了!契約解除になったときの対処法

案件が急遽終了!契約解除になったときの対処法

フリーランスで仕事をしていると業務委託契約を解除されることはいつでも起こりえます。不測の事態によってクライアントから契約を解除されたり、やむを得ず自分から解除しなければならないこともあるかもしれません。今、経済の先行きが不透明である中でクライアントから業務委託契約を解除される可能性は日々高まっているかもしれません。もし、一方的に解除をいわれたら頭が真っ白になってしまうでしょう。そんなときでも、冷静に契約を確認することが大切です。もし、契約解除をいわれたら、契約書を確認し、クライアントに解除理由を確認、交渉できるのであれば交渉してみてみましょう。それでも解除になった場合は、退場の手続きをします。

契約書の確認

契約書の確認

契約解除をいわれたら、まずは契約書の確認をしましょう。もし、契約書がないのであれば交渉は難しくなります。フリーランスの場合は、業務委託契約を交わしているはずですので、探してみましょう。契約解除に関係する項目は、契約期間、解約、不可抗力などといった点です。契約書をよく見直して解除の理由が契約違反になっていないか確認しましょう。

解除理由

次にクライアントに解除の理由を確認します。契約期間の満了であれば、終了日を契約書で確認し、クライアントとすり合わせをしましょう。仕事の内容、勤務状況などを理由にされた場合は、事実関係を確認して契約上問題ないかどうか確認します。
最近多いのが、不可抗力によって働けなくなった場合のことです。具体的には、天災、戦争、暴動などの有事によって発生することです。不可抗力によって契約した通りに働けないときは納期を延期してもらうなどの措置が認められることがあります。この度の新型コロナウイルスによる緊急事態宣言は、この不可抗力に該当するのかどうか、注目されていますが、明確な答えはありません。不可抗力を理由に解除をいわれた場合は、在宅勤務で継続できないか、他の稼働方法がないか確認しましょう。エージェント経由の案件であれば、一度エージェントに相談してみましょう。

案件の休止

やむを得ない理由で案件が休止することもあるでしょう。そのような場合は、再開の目処を確認しましょう。特定のツールを使って連絡をしていたら、再開までそのまま使えるようにしてもらうとスムーズにやりとりができるでしょう。
契約解除によって案件を退場するときは、期日までに引き継ぎを終わらせて、返却するものは返却しておきましょう。もし、自前のPCを使っていたらデータ削除を要求されるかもしれません。このようなことも契約書に書いてあることが多いので確認しておきます。案件が終了したらスムーズに次の案件に入れるように、エージェントを活用するなど準備をしておきましょう。

フリーランスとして契約を結びたいなら