フリーランスの契約の基本「一般的な契約期間とは」

基本は受託案件

フリーランスになって仕事をとるときに最も多くの人がとる手段は、フリーランスエージェントを利用するか、クラウドソーシングを使うかでしょう。クラウドソーシングとは、サイト上で企業や個人が仕事をしてくれる人を募集していて、そこに応募する形になります。契約内容は自らで決めるので、受託契約の場合もあれば請負契約になることもあります。一方で、フリーランスエージェントというのは、フリーランス向けの案件を紹介してくれるサービスのことです。この場合は、受託契約で働くことになります。多くは1ヶ月～3ヶ月の契約からスタートすることになるでしょう。スキルに問題がなければ契約更新になります。

優秀であれば1年以上も

ほとんどの企業が人材不足ですので、優秀なフリーランスは簡単には契約終了になりません。ただし、微妙な場合はすぐに切られてしまうのもフリーランスの特徴です。フリーランスになる人は何かしらの目的をもっています。スキルを多角化させたい、自分の時間を増やしたいなどの理由からフリーランスを選ぶ人が多いようです。そのため、どんなに優秀でも1年以上同じ現場で働く人は少ないです。

契約終了までの期間は？

とあるアンケートによると、1ヶ月で契約終了となる人は33%、1年以上契約が続くという人は29%、3ヶ月で契約終了となる人は21%、半年で契約終了が15%ということでした。最も回答が多いのが1ヶ月で契約終了という結果でした。

短期で契約終了になること

前述のアンケートの通り、1ヶ月～3ヶ月で契約終了になる人がとても多いのがわかります。つまり、少数派ではないということです。3ヶ月以上契約が続く人は安心してフリーランスを続けていくことができるでしょう。タスクが落ち着いてくると更にレベルの高いタスクを求められることもあるかもしれませんが、もし対応できなければ別の案件を探せばいいだけのことです。
フリーランスエージェントは複数に登録し、順番に使っていくのがおすすめです。同じエージェントから紹介された案件が何度も1ヶ月で契約終了になっているとあまりよくないからです。今では、フリーランス向けのエージェント会社はとても多いので、10社くらいは登録しておいてもいいのではないでしょうか。